SAM GENDEL & SHIN SASAKUBO / SAM GENDEL & SHIN SASAKUBO

SAM GENDEL & SHIN SASAKUBO (サム・ゲンデルアンドシン・ササクボ)
SAM GENDEL & SHIN SASAKUBO (サム・ゲンデルアンドシン・ササクボ)

Cata No: RINC-119

Release: 2024.03.06
Format: CD
Label: rings / CARNET RECORDS
JAN: 4988044097612

Price: ￥3,080（tax in）

2021年作『CHICHIBU』でも息のあった共演を果たしたサム・ゲンデルと笹久保伸。それぞれの世界観を押し広げた双頭名義のアルバム『SAM GENDEL & SHIN SASAKUBO』が待望のCD化。遠く離れた地で己のルーツにこだわり奏でる両者にしか為しえない、内なる魂の対話。

このアルバムを聴くたびに、「リヴァーブを音楽に合わせて変化する楽器のように扱うことができる」というサム・ゲンデルの言葉を思い出す。彼は身体の発する気配を消すようにして、サックスの響きだけを残すのだ。そこに在るのは、LAという都市ではなく、ローカルで育まれてきた個のスペースと密接に結びついた響きだ。だからこそ、笹久保伸のギターとも共鳴する。彼が秩父に見出したものは、一見接点がないと思われる北米の地を繋ぎ、有機的で美しいアルバムに結実した。(原雅明 ringsプロデューサー)

笹久保伸
秩父出身. 2004年～2008年ペルーでアンデス音楽の調査と演奏活動。
現代音楽とアンデス音楽を演奏するギタリストとして南米やヨーロッパで公演し、2010年代はアートコレクティヴ「秩父前衛派」を展開。秩父を独自に調査し音楽、映画、写真、現代美術の作品を制作。
作品は金沢21世紀美術館、瀬戸内国際芸術祭、山形国際ドキュメンタリー映画祭、市原湖畔美術館などで発表。
これまでに東京芸術大学、早稲田大学、多摩美術大学、立命館大学、立教大学、京都外語大学、東京医科歯科大学、和光大学、青山女子短期大学などで特別講義をおこない、2023年現在までに38作品の音楽アルバムをLP、CD、カセットテープなどでリリースしている。